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POSレジおすすめ4選!個人店が月額と手数料の総額で選ぶ比較

POSレジおすすめ4選!個人店が月額と手数料の総額で選ぶ比較

開業準備でPOSレジを調べ始めると、似たような名前のサービスが何十個も並び、どれも「0円から」とうたっていて違いがわからなくなります。月額料金だけを見て決めたら、決済手数料や周辺機器代が想像以上にかさんだ、という話は個人店でとてもよく聞きます。

私はカフェを3年経営したあと、個人店のPOSレジ導入支援を8年続け、40店舗以上の立ち上げに立ち会ってきました。この記事では、その現場で使ってきた「月額・決済手数料・機器代の総額」で比べる方法と、業種別に向くPOSレジ4つを紹介します。

この記事で比べたPOSレジ4つ(2026年10月時点)

  1. Airレジ:月額・初期費用0円(一部有料機能あり、端末は別途)で、初めての個人店が始めやすい
  2. スマレジ:在庫管理や多店舗展開まで見据える小売店向け
  3. Square POSレジ:決済端末とセットで、キャッシュレス対応をすぐ始めたい店向け
  4. ユビレジ:ハンディやQRオーダーを組み合わせたい飲食店向け
目次

POSレジは「月額」ではなく「総額」で選ぶ

POSレジは「月額」ではなく「総額」で選ぶ

POSレジ選びでいちばん大事なのは、月額料金ではなく「月額料金+決済手数料+端末・周辺機器代」の総額で比べることです。月額0円のサービスでも、キャッシュレス決済の手数料や機器代は別にかかります。逆に月額が有料でも、業務が楽になって人件費が下がれば元が取れることもあります。

ミナト

見積もりは『3年でいくら払うか』で並べると差が見えます。

月額料金・決済手数料・機器代の3つを足す

POSレジにかかるお金は、大きく分けて3種類です。ひとつ目がレジアプリの月額料金、ふたつ目がクレジットカードや電子マネーで支払われたときの決済手数料、みっつ目がiPadやレシートプリンター、キャッシュドロアなどの機器代です。

私が支援した店舗では、この3つを1枚の表にまとめてから候補を絞るようにしています。月額料金の比較だけで決めた店ほど、開店後に「思っていたより出費が多い」と相談に来る傾向がありました。まずは自分の店の想定売上とキャッシュレス比率をメモしておくと、比較がぐっと楽になります。

決済手数料は売上に比例して効いてくる

月額料金は固定費ですが、決済手数料は売上が増えるほど大きくなる変動費です。たとえば月のキャッシュレス売上が100万円なら、料率が0.5%違うだけで毎月5,000円、年間6万円の差になります。

個人店の場合、月額料金の差よりこの手数料の差のほうが大きくなることも珍しくありません。POSレジ本体と決済サービスが別会社のこともあるので、レジを選ぶときは「どの決済サービスと組み合わせるか」と、その料率をセットで確認してください。

業種に合わない無料レジは結局高くつく

もうひとつ見落としやすいのが、業種との相性です。飲食店ならテーブル管理やオーダー連携、小売店なら在庫管理やバーコード読み取り、サロンなら予約・顧客管理が欠かせません。

月額0円のプランでも、必要な機能が有料オプションだったり、別のアプリを契約したりすると、結果的に総額が上がります。私も最初のカフェで、在庫を手書きで管理し続けて閉店後の作業が毎日1時間増えた経験があります。必要な機能を3つ書き出してから、各公式サイトの機能一覧を確認してみてください。

POSレジを選ぶ前に決めておく4つの条件

POSレジを選ぶ前に決めておく4つの条件

サービスを比べる前に、自分の店の条件を4つ決めておくと迷いが減ります。業種、使う端末、キャッシュレス決済の組み合わせ先、そして店舗数です。この4つが決まれば、候補は2〜3個まで自然に絞られます。

  • 業種:飲食・小売・サロン・移動販売のどれか
  • 端末:手持ちのiPadを使うか、新しく買うか
  • 決済:クレジットカード・電子マネー・QRコード決済のどれに対応するか
  • 店舗数:1店舗のままか、数年以内に2店舗目を考えているか

使う端末はiPadかiPhoneか専用機か

タブレット型のPOSレジは、iPadやiPhoneにアプリを入れて使うものが主流です。たとえばAirレジは公式サイトでiPadまたはiPhoneでの利用を案内しており、App Storeからアプリを入れて始めます。手元にiPadがあれば、機器代を大きく抑えられます。

一方で、Squareのように会計から決済まで1台でこなす専用端末を用意しているサービスもあります。カウンターが狭い店や、iPadを新しく買う予定の店は、専用端末のほうが配線も少なくすっきりします。対応端末は各公式サイトで最新の情報を確認しておきましょう。

キャッシュレス決済をどこと組むか

POSレジと決済サービスを同じ会社でそろえると、会計金額が決済端末に自動で反映され、打ち間違いが減ります。Airレジなら同じリクルートのAirペイ、SquareならPOSレジと決済が最初から一体です。

私の経験では、レジと決済端末を別々に操作する店ほど、ピーク時に金額の二重入力でミスが起きていました。とくに1人で回す店は、連携できる組み合わせを優先するのがおすすめです。気になるサービスがあれば、公式サイトで連携先の決済サービスを確認してください。

POSレジ4サービスの比較表

POSレジ4サービスの比較表

4つのPOSレジを、料金・決済・得意な業種で並べました。料金は2026年10月時点で公式サイトや比較サイトに掲載されていた目安です。改定されることがあるので、申し込み前には公式サイトの料金ページで最新の金額を確認してください。

スクロールできます
サービス月額料金初期費用キャッシュレス決済得意な業種弱み
Airレジ0円(一部有料機能あり)0円(端末・周辺機器は別途)Airペイと連携飲食・小売・サービス業の個人店iPad・iPhoneでの利用が前提
スマレジスタンダード0円/プレミアム5,500円〜(税込・1店舗)0円(比較サイト掲載値)複数の決済サービスと連携在庫を持つ小売・多店舗本格的な機能は有料プラン
Square POSレジアプリ0円Squareリーダー4,980円、Squareターミナル39,980円(税込)対面2.5%〜(条件あり)移動販売・小規模店・サロン2.5%は年間決済額などの条件付き
ユビレジ6,900円〜(比較サイト掲載値)機器構成により変動複数の決済サービスと連携ハンディを使う飲食店月額・初期費用ともかかる

Squareの対面決済2.5%は、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の店が主要カードブランドで決済した場合の料率で、それ以外は3.25%〜と案内されています(2026年10月時点)。気になるサービスを2つ選んで、公式サイトの料金ページを開いてみましょう。

POSレジおすすめランキング

POSレジおすすめランキング

ここからは、個人店が最初に入れるPOSレジという視点で4サービスを順位付けしました。基準は「総額の抑えやすさ」「始めやすさ」「業種への対応範囲」の3つです。どのサービスにも弱みがあるので、自分の店の条件と照らし合わせて読んでください。

ミナト

迷ったら、固定費がかからないものから試すのが堅実です。

1位 Airレジ:固定費を抑えて始めたい個人店に

Airレジ(公式サイト)は、リクルートが提供するPOSレジアプリです。公式サイトでは、月額費用・初期費用・サポート費用はかからず、基本のレジ機能は0円と案内されています(一部有料機能あり、iPadなどの端末と周辺機器は別途、2026年10月時点)。注文入力や会計、売上・在庫・顧客管理まで、個人店に必要な機能がひと通りそろっています。

同じリクルートのAirペイと組めば会計金額が決済端末に自動で反映され、ビックカメラの店頭で機器を試せるサービスカウンターもあります。弱みは、iPadかiPhoneが前提でAndroid端末では使えない点です。私が支援した店でも最初の1台として選ばれることが多く、手元のiPadですぐ試せる手軽さが決め手になっていました。

2位 スマレジ:在庫管理や多店舗展開を見据えるなら

スマレジ(公式サイト)は、株式会社スマレジが提供するクラウドPOSレジです。比較サイトの掲載によると、月額0円のスタンダードプランのほか、プレミアム5,500円、プレミアムプラス8,800円(いずれも税込・1店舗あたり、2026年10月時点)など5種類のプランがあります。

商品点数が多い雑貨店やアパレルなど、在庫を細かく管理したい小売店や、2店舗目を考えている店に向いています。弱みは、在庫や多店舗の本格的な機能を使うには有料プランが必要になる点です。最初はスタンダードで操作に慣れ、必要になったらプランを上げる使い方が無理のない進め方です。

3位 Square POSレジ:決済とレジを1つにまとめたいなら

Square POSレジ(公式サイト)は、決済サービスのSquareが提供するPOSレジです。公式ヘルプではアプリの利用やアカウントの有効化に料金はかからないと案内されており、費用の中心は決済手数料です。対面決済は2.5%〜で、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満・主要カードブランドの条件があります(2026年10月時点)。

端末はSquareリーダーが4,980円、会計から決済まで1台でこなせるSquareターミナルが39,980円(いずれも税込)です。キッチンカーやイベント出店、小さなサロンのように、身軽にキャッシュレス対応を始めたい店に合います。弱みは、料率に条件があり、売上規模が大きくなると見直しが必要になる点です。

4位 ユビレジ:ハンディを使う飲食店に

ユビレジ(公式サイト)は、飲食店での導入が多いiPad POSレジです。比較サイトの掲載では、基本プランが月額6,900円、ハンディとの組み合わせが8,400円、QRオーダー&決済を含むプランが15,000円〜とされています(2026年10月時点)。

席数が多く、ホールスタッフが注文をハンディで送る店や、QRコードでのセルフオーダーを取り入れたい店に向いています。弱みは、月額料金がかかり、初期費用も機器構成によって変わる点です。導入前に見積もりを取り、他の3サービスと3年間の総額で比べてから決めてください。

順位に迷ったら、まずは1位のAirレジを手元のiPadに入れて操作感を確かめるところから始めてみましょう。

業種別:飲食店・小売店・サロンで向いているPOSレジ

業種別:飲食店・小売店・サロンで向いているPOSレジ

同じPOSレジでも、業種によって評価は変わります。飲食店は注文の流れ、小売店は在庫、サロンや移動販売は予約と身軽さが判断の軸です。ここでは私が導入を手伝った店のパターンをもとに、業種ごとの選び方を整理します。

ミナト

機能の多さより『毎日使う機能』がそろうかで選びましょう。

飲食店はオーダーの流れで選ぶ

カウンター中心で席数が少ないカフェやテイクアウト店なら、Airレジで十分に回ります。Airレジにはお客様のスマホから注文できるAirレジ オーダーもあり、人手が足りない時間帯の負担を減らせます。

席数が多く、ホールとキッチンが分かれている店は、ハンディやQRオーダーを組み合わせやすいユビレジが候補になります。私が支援した30席規模の居酒屋では、ハンディ導入で注文の聞き間違いが減り、キッチンへの伝達がスムーズになりました。客席数と1日の注文件数を数えてから選ぶのがコツです。

小売店・物販は在庫管理で選ぶ

商品点数が数百を超える雑貨店や古着店では、在庫管理の機能が使えるかどうかで閉店後の作業量が大きく変わります。商品数が少なければAirレジの在庫管理・棚卸機能でも対応できます。

サイズや色違いの多いアパレルや、将来ネットショップや2店舗目と在庫を共有したい店は、スマレジの有料プランが合います。バーコードリーダーを使う場合は、対応機種を公式サイトで確認してから購入しましょう。私は対応外のリーダーを買ってしまい、買い直したことがあります。

美容室・サロン・移動販売は身軽さで選ぶ

美容室や小さなサロン、キッチンカーは、会計の回数が少なく、置き場所も限られます。こうした店では、スマホと小型のカードリーダーで会計から決済まで済ませられるSquareが扱いやすい選択肢です。

予約管理も一緒にそろえたいサロンは、Airレジと同じシリーズの予約管理サービスAirリザーブと組み合わせる方法もあります。客単価が高く1回の決済額が大きい業種ほど、料率の差が効いてくるので、月の想定決済額に料率をかけて手数料を計算してみてください。

導入でつまずきやすいポイントと対策

導入でつまずきやすいポイントと対策

POSレジ自体は数日で使い始められますが、導入の進め方を間違えると、余計な出費や開店直前のトラブルにつながります。ここでは、私が実際にやってしまったことと、支援先でよく見かけたつまずきを2つ紹介します。

ミナト

機器は『開店後に足りないものを足す』くらいがちょうどいいです。

周辺機器を最初から全部そろえない

私は最初のカフェで、レシートプリンター、キャッシュドロア、バーコードリーダー、カスタマーディスプレイまで一式そろえました。ところがバーコードリーダーとディスプレイはほとんど使わず、数万円分が棚に眠ったままになりました。

Airレジの公式サイトでも、周辺機器は必要に応じて組み合わせるものとして紹介されています。開店時はiPadとレシートプリンター、現金を扱うならキャッシュドロアの3点から始め、運用しながら足していくのが無駄のない進め方です。

インボイスと補助金は契約前に確認する

課税事業者の店がインボイス(適格簡易請求書)としてレシートを出す場合、登録番号や税率ごとの金額をレシートに印字する必要があります。使う予定のPOSレジで、この設定ができるかを公式サイトのヘルプで確認しておきましょう。

また、POSレジの導入費用は国の「デジタル化・AI導入補助金」の対象になる場合がありますが、原則として契約前の申請が必要です。先に契約してしまうと対象外になることがあるため、補助金を使うつもりなら、公募要領と対象ツールを先に確認してください。

補助金の名称・対象・申請時期は年度ごとに変わります。申請を考えている場合は、事務局の公式サイトや、地域の商工会議所・税理士に相談してから契約を進めてください。

開店までにPOSレジを使い始める手順

開店までにPOSレジを使い始める手順

POSレジの準備は、開店の1カ月前から始めると余裕を持って進められます。アプリの登録自体はその日のうちに終わりますが、決済端末の審査や商品登録、スタッフの練習には時間がかかるからです。以下の順番で進めると、開店直前に慌てずに済みます。

  1. 候補のPOSレジを1〜2つに絞り、公式サイトでアカウントを登録する
  2. キャッシュレス決済サービスに申し込み、審査を待つ
  3. メニュー・商品と税率を登録する
  4. 必要な周辺機器だけを購入し、接続する
  5. スタッフと会計・返品・締め作業の練習をする

アカウント登録から商品登録まで

Airレジの場合、App Storeからアプリをダウンロードし、アカウントを作成すればすぐに会計画面を触れます。最初にやるべきは商品登録で、メニュー名・価格・税率をカテゴリごとに入れていきます。

私は支援先で、商品を「よく売れる順」に並べるようお願いしています。ピーク時に画面をスクロールする回数が減り、会計が早くなるからです。商品登録が終わったら、テスト会計を何度か行い、レシートの表記や税額に誤りがないかを確認しましょう。

決済端末の申し込みは早めに

キャッシュレス決済は、申し込みから使えるようになるまでに審査があり、ブランドによっては時間がかかります。開店日に間に合わなかったという相談は、私のもとにも毎年のように届きます。

そのため、POSレジのアカウント登録と同じ日に決済サービスにも申し込むのがおすすめです。審査を待つあいだに商品登録とスタッフ練習を進めれば、時間を無駄にしません。今日のうちに、候補のPOSレジと決済サービスの申し込みページを開いておきましょう。

ミナト

決済の申し込みは、店の内装より先に済ませてOKです。

よくある質問

よくある質問
月額0円のPOSレジだけで開業できますか?

個人店なら、月額0円のプランでも会計・売上管理・在庫管理といった基本機能はそろいます。ただし、iPadなどの端末や周辺機器の代金、キャッシュレス決済の手数料は別にかかります。0円なのはレジアプリの月額料金であり、開業にかかる費用全体ではない点を押さえておきましょう。

現金払いが中心の店でもPOSレジは必要ですか?

現金中心の店でも、売上の集計や時間帯別の分析、締め作業の手間が減る点でPOSレジは役立ちます。手書きの売上帳から切り替えると、閉店後の作業時間を短くできます。キャッシュレス決済は、お客様からの要望が出てから追加する進め方でも問題ありません。

POSレジの導入に補助金は使えますか?

国の「デジタル化・AI導入補助金」の対象になる場合があります。ただし、対象となるツールや事業者、申請時期が決まっており、原則として契約前の申請が必要です。使いたい場合は、事務局の公式サイトで公募要領を確認し、商工会議所などに相談してから契約を進めてください。

途中で別のPOSレジに乗り換えられますか?

乗り換え自体はできますが、商品データの移し替えやスタッフの再練習、決済端末の入れ替えが発生します。周辺機器が新しいレジに対応していないこともあります。乗り換えの手間を減らすには、最初に業種と店舗数の見通しを立て、数年使い続けられるサービスを選ぶのが近道です。

まずはAirレジを入れて、今日中に商品登録まで進めよう

まずはAirレジを入れて、今日中に商品登録まで進めよう

POSレジは、月額料金だけでなく決済手数料と機器代を足した総額、そして業種との相性で選ぶのがポイントです。在庫や多店舗を重視するならスマレジ、決済とレジを1台にまとめたいならSquare、ハンディを使う飲食店ならユビレジが候補になります。

結論:初めてPOSレジを入れる個人店は、月額・初期費用0円(一部有料機能あり、端末は別途、2026年10月時点)のAirレジから試すのが、固定費を抑えつつ操作に慣れられる進め方です。

比較した4サービスの公式サイトは、Airレジ、スマレジ、Square POSレジ、ユビレジです。手元にiPadがあれば、アプリを入れて商品を5つ登録するところまで、読み終えて10分で動けます。

この記事を書いた人:ミナト

カフェを3年経営したあと、個人店のPOSレジ・キャッシュレス決済の導入支援を8年続け、飲食店・雑貨店・サロンなど40店舗以上の立ち上げに関わってきました。自分の店では周辺機器を買いすぎ、在庫を手書きで管理し続けるなど、遠回りもたくさんしています。

その経験から、「必要なものだけを、総額で比べて選ぶ」ことを大切にしています。開業準備で忙しい方が、レジ選びに時間を取られすぎずに済むよう、現場目線の情報をお届けします。

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